高タンパク・低カロリーな食材まとめ|ダイエット中に選びたい12食品

ダイエット中に選ぶべきは、「タンパク質が多くて、脂質が少ない」食材です。

前の記事で、痩せたい人ほどタンパク質が大事な理由を紹介しました(まだの人はこちら → タンパク質がダイエットに大事な理由)。今回はその実践編。「じゃあ具体的に何を食べればいいの?」に、データでお答えします。

この記事を読めば、スーパーやコンビニで迷わず選べるようになります。


選び方のコツは「タンパク質÷カロリー」

高タンパクな食材でも、脂質が多ければカロリーは高くなります。同じ肉でも、部位によってまったく違うんです。

たとえば、鶏むね肉(皮なし)は100gあたり約105kcalでタンパク質23.3g。一方、鶏むね肉(皮つき)は約133kcal。皮を取るだけでカロリーがぐっと下がります。

選ぶときのポイントは3つです。

  • 赤身・皮なしを選ぶ(脂質が少ない部位を選ぶ)
  • 揚げ物より、焼く・蒸す・茹でる(調理油でカロリーが跳ね上がる)
  • 同じカロリーなら、タンパク質が多いほうを選ぶ

【肉類】高タンパク・低カロリーな食材

食材(100gあたり)エネルギータンパク質脂質
鶏ささみ約98kcal23.9g0.8g
鶏むね肉(皮なし)約105kcal23.3g1.9g
馬肉(赤身)約102kcal20.1g2.5g
豚ヒレ肉(赤身)約118kcal22.2g3.7g
牛もも肉(赤身)約176kcal21.3g9.6g

鶏ささみ・鶏むね肉は、高タンパク低脂質の王道。コスパもよく、ダイエットの定番です。パサつきが気になる人は、片栗粉をまぶして茹でるとしっとり仕上がります。

**馬肉(赤身)**は、鶏むね肉に近い低カロリー・低脂質でありながら、赤身肉らしい食べごたえがあるのが特徴。さらに鉄分が豊富で、ダイエット中に不足しがちな栄養も補えます。「鶏肉に飽きた」という人の選択肢として優秀です。

豚ヒレ・牛もも赤身も、部位を選べば十分ダイエット向き。豚バラや牛サーロインは脂質が多いので、赤身部位を選ぶのがコツです。


【魚介類】良質な脂も摂れる高タンパク食材

食材(100gあたり)エネルギータンパク質脂質
マグロ(赤身・生)約115kcal26.4g1.4g
タラ約72kcal17.6g0.2g
サケ約124kcal22.3g4.1g
サバ約211kcal20.6g16.8g

マグロ赤身はタンパク質量がトップクラスで、脂質もごくわずか。刺身で手軽に食べられるのも利点です。

タラは圧倒的な低カロリー。あっさりしているので、鍋やムニエルに向いています。

サバはカロリー・脂質が高めですが、その脂に含まれるEPA・DHAは体にいい不飽和脂肪酸。カロリーだけで避けるのはもったいない食材です。サバ缶なら手軽に摂れます。


【卵・大豆・乳製品】手軽に足せる高タンパク食材

食材エネルギータンパク質脂質
卵(1個・約50g)約71kcal6.1g5.1g
納豆(1パック・約45g)約85kcal7.4g4.5g
木綿豆腐(100g)約73kcal7.0g4.9g
ギリシャヨーグルト(100g)約60kcal前後9〜10g程度商品による

このグループの強みは、手軽さです。調理いらずで、朝食や間食にそのまま足せます。

タンパク質が不足しがちな朝食に、卵1個や納豆1パックを足すだけで6〜7g増やせます。「1日60g摂る」と考えると大変ですが、こうした”ちょい足し”の積み重ねで意外と届きます。


コンビニでも買える高タンパク食品

外食や忙しい日は、コンビニも味方になります。

  • サラダチキン(1個でタンパク質20g前後)
  • ゆで卵(1個6g前後)
  • ギリシャヨーグルト(1個10g前後)
  • サバ缶・ツナ缶(水煮ならさらに低カロリー)
  • 豆乳(200mlで7g前後)

※商品によって栄養価は異なるので、パッケージの栄養成分表示を確認してみてください。


注意点

  • ここで紹介した数値は生の状態・可食部100gあたりの目安です。調理法や部位、商品によって変わります。
  • 高タンパクでも食べすぎればカロリーオーバーになります。目標カロリーの範囲内で選ぶことが前提です。
  • 同じ食材ばかりに偏らず、肉・魚・卵・大豆をバランスよく組み合わせましょう。栄養素はタンパク質だけではありません。
  • 腎臓に持病がある方、通院中の方、妊娠中の方は、タンパク質の摂取量について医師や管理栄養士にご相談ください。
  • 生食(刺身・馬刺しなど)は、生食用として適切に管理された食品を選んでください。体調が万全でないときや、妊娠中・小さなお子さまは加熱をおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q. 結局いちばんおすすめの食材は? A. 迷ったら鶏むね肉(皮なし)です。高タンパク・低脂質・低価格の三拍子がそろっています。ただ、飽きて続かないのが最大の敵なので、魚・卵・大豆製品もローテーションに入れるのがおすすめです。

Q. 加工肉(ハム・ソーセージ)はどうですか? A. 手軽ですが、脂質や塩分が多い商品が多いので、ダイエット中は控えめに。選ぶなら、鶏肉ベースのものや脂質表示が低いものを。

Q. プロテインで代用してもいい? A. 補助としては有効です。ただ、食材からは他の栄養素も一緒に摂れるので、食事を基本にしてプロテインは足りない分を補う、という位置づけがおすすめです。


まとめ:迷ったら「赤身・皮なし・揚げない」

  • 選ぶ基準は「タンパク質が多く、脂質が少ない」
  • 肉なら鶏ささみ・鶏むね(皮なし)・馬肉赤身・豚ヒレ
  • 魚ならマグロ赤身・タラ、サバは良質な脂も摂れる
  • 卵・納豆・豆腐・ヨーグルトは”ちょい足し”に最適
  • 食べすぎればカロリーオーバー。目標カロリーの範囲内で

同じカロリーでも、何から摂るかで体は変わります。まずは今日の食事の主菜を、ひとつ置き換えてみてください。

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出典:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

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